【解説】クーロン土圧とランキン土圧の違いと適用構造物
擁壁や山留めの計算で、クーロン土圧とランキン土圧の違いの説明に困る場面は多いです。同じ土圧を扱う公式なのに、前提条件や使える範囲が違うため、選び方を誤ると設計の意図がずれます。 筆者は長年、建設コンサルタントとして地質調…
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擁壁や山留めの計算で、クーロン土圧とランキン土圧の違いの説明に困る場面は多いです。同じ土圧を扱う公式なのに、前提条件や使える範囲が違うため、選び方を誤ると設計の意図がずれます。 筆者は長年、建設コンサルタントとして地質調…
宅地造成地の地盤調査でよく用いられるSWS(スクリューウエイト貫入)試験。 安価で調査速度も早く、1日あたりの調査点数が多いのは大きな魅力ですよね。 しかし、「ボーリング調査と何が違うの?」、「簡易的な調査方法と聞いたけ…
崖地や傾斜地の物件を検討していると、調査報告書や不動産広告に「待ち受け擁壁が必要」といった表現が出てくることがあります。聞き慣れない言葉が出てくると、土地選びが急に不安に感じられてしまう人も多いはずです。待ち受け擁壁の意…
地盤調査の結果で「柱状改良が必要です」と言われると、急に百万円単位の費用が出てきて不安になる人が多いと感じます。報告書には専門用語が並び、どこまで信用してよいのか戸惑う場面もあります。 一方で、必要な地盤改良を避けてしま…
家を建てる前に「地盤調査の結果、表層改良が必要です」と突然言われると、不安になりますよね。 地盤改良と聞くと、大がかりで高額な工事を想像してしまい、本当に必要なのか、ほかに選択肢はないのかと迷う方が多いです。 私は建設コ…
宅地造成の図面を見ていると、竪壁や底版の配筋表に「用心鉄筋」などの記号が並び、どこまで重要なのか判断に迷う場面が多いと感じます。 設計図に用心鉄筋が書かれていても、許容応力度計算書には明確に出てこないこともあり、「この鉄…
地盤調査の報告書を開くと、「標準貫入試験」「N値」といった言葉が並び、正直よく分からないと感じる方は多いと思います。地盤が安全かどうかを知りたいのに、専門用語ばかりで不安が残ってしまうケースも珍しくありません。 筆者は建…
結論から言うと、キャスポルとは衝撃加速度法を利用した簡易支持力測定器です。ランマーを地盤に落下させたときの衝撃加速度から、地盤の強度特性を推定します。 平板載荷試験や標準貫入試験ほど大掛かりではないため、狭小区間の擁壁や…
宅地造成の設計図書に「円弧すべり安全率 Fs=1.50」と書かれていても、円弧すべりそのものの意味や前提条件が何となく曖昧なまま、チェックだけこなしている技術者は意外と多いのではないでしょうか。 特に、熱海の土砂災害以降…
宅地造成や駐車場整備の計画を進めていると、プレキャスト擁壁にするか現場打ち擁壁にするかで迷う場面が多いと感じる人は少なくありません。 工期短縮や品質面ではプレキャストが魅力的ですが、地盤条件や設計条件を誤解すると、余計な…
高低差のある土地を見学すると、敷地の端に間知ブロック擁壁が並んでいる宅地をよく目にして不安を感じる人は多いはずです。 不動産広告では「しっかりした擁壁付き」と書かれていても、ひび割れや傾きを見つけると、本当に安全なのか心…
盛土等規制法って、結局どこから「アウト」なの? 近年の大雨災害や熱海の土石流事故をきっかけに、危険な盛土を全国一律で規制するために整備されたのが 「宅地造成及び特定盛土等規制法(通称:盛土規制法)」 です。 従来の「宅地…
盛土内に侵入した雨水や地下水を速やかに排除するために、盛土内排水層が必要なことはご存知かと思います。 ただし、盛土内排水層を具体的に図面に示すとなるとどう描いて良いか解らないという方も多いですよね。 そこで本記事では盛土…
擁壁鉄筋の配置間隔(最大ピッチ)について、最大何cmまで空けることができるのでしょうか? 構造計算上成立すれば何十cmでも飛ばしてよいのでしょうか? 実はこれには、構造細目上の決まりがあります。 本記事では擁壁鉄筋の最大…
擁壁の底面と基礎地盤の摩擦係数について盛土等防災マニュアルには基礎地盤の土質に応じて以下のように示されており、地質調査や土質試験の結果によって決定します。 基礎地盤の土質摩擦係数岩、岩屑、砂利、砂0.50砂質土0.40シ…
盛土または切土をした土地に生ずる擁壁の設置が必要な崖面について、基礎地盤が軟弱等の理由で擁壁の適用に問題がある場合においては、擁壁の設置に代えて「崖面崩落防止施設」を適用することができます。 本記事では崖面崩落防止施設の…
本記事では開発事業の申請者が携帯しておくべき必須書籍を紹介します。 内容を理解し、行政担当や事業主に技術的内容を理路整然と説明できるようにしておきましょう。 必須書籍 盛土等防災マニュアルの解説 適用工種 ・開発申請全般…
本記事では壁高(全高1.5m~5.0m)までの擁壁の構造図のサンプルデータを50cm単位で整理しました。 設計条件については背面土3種、基礎地盤3種、上載荷重は10kN/㎡を想定しています。 ファイル形式はPDFのほか、…
L型擁壁の安定計算・構造計算を行うことができます。 擁壁の概略的なフォルム決めや見積もり等にご活用ください。 本ツールの計算手法は盛土等防災マニュアルに準拠しています。 更新履歴 V2.20 2026/8/11:土圧計算…
L型擁壁の根入れ深さは、擁壁の安定性を確保するうえで重要な設計条件です。 宅地用擁壁では、一般に擁壁高さの15%以上かつ35cm以上を確保する必要があります。 ただし、第3種土質では20%以上かつ45cm以上とする自治体…
擁壁の水抜き穴には、内径75mm以上の塩ビパイプを壁面3m²以内ごとに1個以上設ける必要があります。 ただし、実際は個数だけでなく、配置する高さや排水勾配、背面に設ける透水層まで確認しなければなりません。 この記事では、…
道路や駐車場などの舗装を設計する際に重要となる指標が「CBR値」です。 地盤調査や舗装設計の資料で目にする機会は多いものの、「どのような数値なのか分からない」「支持力や地耐力とは何が違うの?」と疑問に感じる方も多いのでは…
擁壁に設けられる水抜き穴は、見た目以上に重要な役割を持つ排水構造です。 擁壁は土圧だけでなく背面に溜まる水圧の影響も受けるため、水抜き穴によって水を外部へ逃がすことで、構造の安定性を確保しています。 本記事では、水抜き穴…
結論から言うと、キャスポルとは衝撃加速度法を利用した簡易支持力測定器です。ランマーを地盤に落下させたときの衝撃加速度から、地盤の強度特性を推定します。 平板載荷試験や標準貫入試験ほど大掛かりではないため、狭小区間の擁壁や…
L型擁壁の配筋図を見て、縦筋と横筋のどちらが主筋で、どちらが配力筋なのか迷うことがありませんか? 結論から申しますと、縦壁では縦筋が主筋、横筋が配力筋です。 また、底版では、擁壁の前後方向に配置する鉄筋が主筋、擁壁の延長…
液状化について調べていると、「PL値(液状化指数)」という言葉を目にすることがあります。しかし、「PL値とは何を表す数値なのか」「FL値とは何が違うのか」と疑問に感じる人も多いのではないでしょうか? PL値は、地盤の液状…
擁壁の水抜き穴は、背面にたまる水を排出し水圧の上昇を抑える、見た目以上に重要な構造です。 落ち葉や泥、草などで詰まると排水機能が低下するため、定期的な確認と清掃が欠かせません。 ただし、奥まで無理に掃除すると、背面に設け…