【用語解説】山留め工

山留め工とは、掘削時に周囲の地盤が崩壊しないように、土圧や水圧を支えるために設ける仮設構造物のことです。主に地下掘削や基礎工事で用いられます。

目次
  1. 山留め工の概要
  2. 実務での位置付け
  3. 注意点
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土質 太郎

建設コンサルタントに長年従事しており、宅地造成の地盤分野に特化した情報を発信しています。

■保有資格
・地質調査技士(現場技術・管理部門)
・1級土木施工管理技士
・地盤品質判定士

山留め工の概要

山留め工は、掘削により不安定となる地盤を一時的に保持することを目的としています。掘削深さや周辺環境に応じて、矢板、親杭横矢板、鋼管矢板、連続地中壁などの工法が選択されます。

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実務での位置付け

公共土木分野では「土留め工」という呼称が主流であるのに対し、民間建築や宅地造成分野では「山留め工」という呼称が一般的に用いられますが、いずれも同様の機能を持つ仮設構造物を指します。

山留め工は仮設構造物であり、供用期間が短いことを前提として比較的小さな安全率が用いられるのが一般的です。

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注意点

供用期間が長い場合や、山留め工を永久構造として扱う場合には、長期安定に対する検討や地震時の検討が必要となります。

近接構造物に悪影響を与えやすいため、近くに構造物のある場合は近接施工の検討も必要となります。

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