盛土法面の簡易的な安定計算を実施することができます。
計画している盛土の材料強度がどの程度必要かの目安などにご使用下さい。
盛土円弧すべりの簡易計算
宅造地盤|地盤計算ツール
全応力法・簡便分割法(フェレニウス法)により、盛土天端を通るすべり円弧をグリッド探索し、最小安全率を求めます。
第1段の法尻を原点(深度・高さ0m)とし、指定した高さごとに小段を設けながら法勾配で積み上げます。基礎地盤の傾斜角度は、法尻を通り水平から傾いた直線としてモデル化します(正の値は盛土側が高くなる方向)。すべり円弧の起点(上端)は法肩からネバーカットライン距離だけ盛土天端側に入った点を必ず通るものとし、道路土工に準じて法肩近傍の極端に浅い円弧を除外します。終点(下端)は法尻に固定せず、盛土途中で終わる円弧も探索対象とします。スライス幅は分割法の各分割片の幅で、値を小さくするほど計算は精緻になりますが分割数が増えます。
地下水位・間隙水圧は考慮しない簡易版(全応力法)です。盛土全体を単一材料として扱います。粘着力c=0の場合、すべり面の深さによらず安全率が変わらないため、円弧の起点を法肩から離すネバーカットラインの制限がないと表層すれすれの極端に浅い円弧が探索されてしまいます。上の「ネバーカットライン(法肩からの水平距離)」で回避してください。
盛土規制法の技術的基準では、地震時の設計水平震度は「0.25×Z」(Zは建築基準法施行令第88条第1項に規定する地域係数)を標準としています。多くの地域でZ=1.0(kh=0.25)ですが、地域係数に応じて数値を調整してください。各分割片の重量にkhを乗じた慣性力を作用させ、常時とは別に最小安全率となる円弧を探索します。
初期値(常時1.5・地震時1.0)は、盛土規制法の技術的基準(フェレニウス法による円弧すべり計算の標準値)に基づいています。適用する自治体条例・運用基準により異なる場合がありますので、最終的な基準値は所管行政庁にご確認ください。
入力内容に応じて小段を含む盛土断面をリアルタイム表示します。
計算結果
複雑な計算を行う場合は市販のソフトをお求め下さい
本ツールの内容は簡略的なものであるため、基礎地盤を含むすべりや地下水位の考慮および、対策工の検討はできません。
開発許可の申請時などにはFORUM8などが販売している市販のソフトをご使用下さい。
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