【用語解説】せん断強度

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せん断強度とは、土がせん断破壊に抵抗できる限界の強さを示す指標です。地盤の安定性や支持力を評価するための基本的な力学特性で、斜面安定計算や擁壁設計などに用いられます。

目次

せん断強度の概要

せん断強度は、土に作用するせん断応力に対して、破壊に至るまで抵抗できる能力を表します。拘束圧(有効応力)の影響を受け、一般に拘束圧が大きいほど、発揮されるせん断強度も大きくなります。

せん断強度の表し方

せん断強度は、次の式で表されます。

τ = c + σtanΦ

ここで、
τ:せん断強度(kN/㎡)
c:粘着力(kN/㎡)
σ:拘束圧(kN/㎡)※有効応力
Φ:内部摩擦角(°)

実務での位置付け

せん断強度は、斜面の安定計算、盛土や切土の安全性評価、擁壁や基礎の検討などに使用されます。設計条件に応じて、短期条件または長期条件のせん断強度が用いられます。

注意点

せん断強度は、土質、含水状態、応力履歴、排水条件によって変化します。設計では、試験条件と想定する地盤条件の整合を確認したうえで、適切な値を用いることが重要です。

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