擁壁の下部や建物の基礎で平板載荷試験を実施する際に、調査会社から反力用のバックホウを準備するようお願いされることは多いと思います。
しかし、どのレベルのバックホウを準備すればいいかお悩みの方も多いですよね。
そこで本記事では、必要地耐力に応じたバックホウのクラスを一覧表にまとめました。
是非、現場でご活用下さい。
目次
設計地耐力ごとの必要バックホウ
必要地耐力ごとに必要なバックホウの目安は下表のとおりです。
必要地耐力 | クラス | バケット容量 | コンマの呼び方 |
---|---|---|---|
0~50kN/㎡ | 3t | 0.1㎥ | コンマイチ |
50~100kN/㎡ | 4~5t | 0.2㎥ | コンマニ |
100~150kN/㎡ | 7t | 0.25㎥ | コンマニーゴ |
150~250kN/㎡ | 12~13t | 0.45㎥ | コンマヨンゴー |
250~450kN/㎡ | 20t | 0.7㎥ | コンマナナ |
450~500kN/㎡ | 22t | 0.8㎥ | コンマハチ |
なお、バックホウの重量は過大でも問題ありません。
しかし、バックホウの重量が過小の場合は試験を実施することができません。
よって、試験当日にバックホウの重量が足りない。。といったことにだけはならないように注意しましょう。
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