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【地盤改良工】改良体による地下水の遮断を回避するための改良体配置方法
改良体配置によって地下水が遮断された場合、改良部を境に地下水の上流側では水位の上昇による水圧上昇、下流側では水位低下による地盤沈下や井戸枯れなどの問題が生じる恐れがあるため、改良体の配置には工夫が必要です。 そこで本記事では、改良体による... -
【地盤改良工】深層混合処理工法とは?|大深度改良が可能な地盤改良工法
深層混合処理工法とは、現地地盤の地耐力が建物などの構造物を支えることができない場合に、地盤補強を行う目的で実施する地盤改良工法の一種です。主に掘削の難しい場所や大深度の改良に用いられます。 深層混合処理工法とは 「2018年版 建築物のための改... -
【山留め工】横矢板材の許容応力度|親杭横矢板の横矢板材の検討に用いる一般値
木製矢板の樹種ごとの許容応力度です。親杭横矢板の横矢板材の応力判定にご使用下さい。 木製矢板の許容応力度 引用元:山留め設計指針 第4版 第2刷 p.87/2020年8月/日本建築学会 樹種許容曲げ応力度許容せん断応力度あかまつ・くろまつ・べいまつ・から... -
【擁壁工】鉄筋の必要かぶり|なぜ芯かぶりを7cmにしている構造計算書が多いのか
鉄筋のかぶりとは、鉄筋の表面とコンクリートの表面との最小距離のことです。 鉄筋が外気に触れて錆びないようにコンクリートで保護することがかぶりを設ける主な目的です。 かぶりには「純かぶり」と「芯かぶり」の2種類があり、鉄筋の表面とコンクリート... -
【軟弱地盤対策】軟弱地盤の判定の目安|どのような地盤に軟弱地盤対策が必要なのか
軟弱地盤対策の要否についてどのような地盤で検討が必要かお悩みではないでしょうか?あるいは審査期間に根拠を求められてお困りではないでしょうか? 盛土等防災マニュアルには軟弱地盤の判定の目安として次のように定義されています。 是非参考にしてみ... -
【擁壁工】擁壁の設計における地盤調査と設計諸定数の例
擁壁の設計における地盤調査と設計諸定数の例として、盛土等防災マニュアル[Ⅰ]P.430に以下のように示されています。 擁壁設計に伴う地質調査計画の参考にして下さい。 擁壁の設計における地盤調査と設計諸定数の例 地盤調査試験名(注1)主な調査結果調査... -
【擁壁工】宅地擁壁にかかるフェンス荷重|設計でどのように見込めば良いの?
宅地擁壁にかかるフェンス荷重については盛土等防災マニュアルに以下の記載があります。 宅地擁壁にかかるフェンス荷重 フェンス荷重について 擁壁天端にフェンスを直接設ける場合は、実状に応じて適切なフェンス荷重を考慮する。 なお、宅地擁壁の場合は... -
【擁壁工】支持力係数の早見表(Φ0.1刻み)
支持力の検討に使用する支持力係数は「国土交通省告示第1113号 その2」に記載の下表の値を使用します。 内部摩擦角支持力係数0度05度10度15度20度25度28度32度36度40度以上Nc5.16.58.311.014.820.725.835.550.675.3Nγ0.00.10.41.12.96.811.222.044... -
【擁壁工】土質ごとの単位体積重量・土圧係数・基礎地盤の摩擦係数
擁壁設計に用いる土質定数(土の単位体積重量、土圧係数、基礎地盤の摩擦係数)を解説しています。 擁壁設計に用いる土質定数 擁壁設計に用いる土質定数 鉄筋コンクリート造等擁壁の設計に用いる土質定数は、原則として土質調査・原位置試験に基づき求めた...
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