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【土質試験】三軸圧縮試験のCD、CU、UUの違いと使い分け
土の強度定数(c、Φ)を求めるために実施する三軸圧縮試験には3種類の方法があります。 具体的には(CD試験、CU試験、UU試験)の3つです。(※細かく分類するとCU試験はさらに2分割できますがここでは割愛します) 対象土や条件によって試験方法が異なるた... -
【切土工】擁壁を設置しない場合の切土のり面勾配
切土部に崖が生じる場合は、原則「擁壁」または「崖面崩壊防止施設」の設置が必要です。 しかし、切土のり面高さや土種に応じた勾配をつけた場合は切土のり面を残置することもできます。 盛土等防災マニュアルには以下のように記されています。 切土のり面... -
【盛土工】盛土のり面の勾配
盛土のり面の勾配が30度を超える場合は政令第1条及び都市計画法施行規則第16条第4項で定義している「崖」となるため、原則として擁壁又は崖面崩壊防止施設の設置が必要となります。 ただし、土質試験等に基づき地盤の安定計算をした結果、崖の安定を保つた... -
【盛土工】盛土小段の設置条件
盛土には表面水の処理や定期点検のために、一定の高さごとに小段を設ける必要があります。 本記事では小段の設置条件や必要小段幅について解説します。 盛土小段の設置条件 小段の設置条件や小段幅については、盛土等防災マニュアルに以下の記載があります... -
【地盤改良工】地下水の遮断を回避するための改良体配置方法
改良体配置によって地下水が遮断された場合、改良部を境に地下水の上流側では水位の上昇による水圧上昇、下流側では水位低下による地盤沈下や井戸枯れなどの問題が生じる恐れがあります。 よって改良体の配置には工夫が必要です。 そこで本記事では、改良... -
【地盤改良工】深層混合処理工法とは?|大深度改良が可能な工法
深層混合処理工法とは、現地地盤の地耐力が建物などの構造物を支えることができない場合に、地盤補強を行う目的で実施する地盤改良工法の一種です。 主に掘削の難しい場所や大深度の改良に用いられます。 深層混合処理工法とは 「2018年版 建築物のための... -
【山留め工】横矢板材の許容応力度|樹種ごとの一般値
親杭横矢板を計画する際、親杭だけでなく横矢板材の構造検討も必要です。 そこで、木製矢板の樹種ごとの許容応力度を表に整理しました。親杭横矢板の横矢板材の応力判定にご使用下さい。 木製矢板の許容応力度 引用元:山留め設計指針 第4版 第2刷 p.87/2... -
【擁壁工】鉄筋の必要かぶり|芯かぶりを7cmにして計算する理由
鉄筋のかぶりとは、鉄筋の表面とコンクリートの表面との最小距離のことです。 鉄筋が外気に触れて錆びないようにコンクリートで保護することがかぶりを設ける主な目的です。 かぶりには「純かぶり」と「芯かぶり」の2種類があり、鉄筋の表面とコンクリート... -
【軟弱地盤対策】軟弱地盤の目安|このような地盤は要注意
軟弱地盤対策の要否についてどのような地盤で検討が必要かお悩みではないでしょうか? あるいは審査期間に根拠を求められてお困りではないでしょうか? 盛土等防災マニュアルには軟弱地盤の判定の目安として次のように定義されています。 是非参考にしてみ...
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