開発事業の申請者が携帯しておくべき必須書籍

本記事では開発事業の申請者が携帯しておくべき必須書籍を紹介します。

内容を理解し、行政担当や事業主に技術的内容を理路整然と説明できるようにしておきましょう。

必須書籍

盛土等防災マニュアルの解説

盛土等防災マニュアルは開発事業を審査する行政担当者が審査する際の参考にするものです。

本書籍は盛土等防災マニュアルの解説本であるため、開発申請を担当する設計者は必携すべき書籍です。

建築物のための地盤改良の設計及び品質管理指針

開発予定地に計画している構造物の支持力が不足することが明らかな場合、地盤改良が必要となります。

本書籍は盛土等防災マニュアルで地盤改良の参考にすべき書籍として引用されており、地盤改良を計画する際に必要となります。

建築基礎構造設計指針

開発予定地で液状化が懸念される場合の液状化判定や、杭基礎が必要となる場合に必要となる書籍です。

山留め設計指針

開発予定地に1.5m以上の掘削が必要となる場合、掘削勾配を設けることができない場合は原則として仮設山留め工が必要となります。

本書籍は仮設山留め工を計画する場合に必須となる書籍です。

まとめ

以上。開発事業の申請者が携帯しておくべき必須書籍を紹介しました。

なお、宅地造成でそのまま用いることはできませんが、道路土工指針や道路橋示方書も各技術の理解を深めるために有益な内容が多く書かれているため、余裕があれば読んでおくようにしましょう。