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【地盤改良工】柱状改良の最適な改良径について
擁壁や建築物を計画している現場で軟弱層が厚いなどの場合、柱状改良を計画する場合が多いですよね。 改良体をどの程度の改良径で配置するのが良いのか悩んでいる方は多いと思います。 そこで本記事では、柱状改良で最適な径の考え方について解説します。 ... -
【原位置試験】「地盤の平板載荷試験」と「道路の平板載荷試験」の違い
平板載荷試験には、「地盤の平板載荷試験」と「道路の平板載荷試験」の2種類があります。 地盤の平板載荷試験はJGS 1521、地盤の平板載荷試験はJIS A 1215でそれぞれ規定されています。 それぞれで目的や試験手順、必要反力が異なるため、混同しないように... -
【原位置試験】平板載荷試験に必要なバックホウの大きさ(クラス)
擁壁の下部や建物の基礎で平板載荷試験を実施する際に、調査会社から反力用のバックホウを準備するようお願いされることは多いと思います。 しかし、どのクラスのバックホウを準備すればいいかお悩みの方も多いですよね。 そこで本記事では、必要地耐力に... -
【土質試験】三軸圧縮試験のCD、CU、UUの違いと使い分け
土の強度定数(c、Φ)を求めるために実施する三軸圧縮試験には3種類の方法があります。 具体的には(CD試験、CU試験、UU試験)の3つです。(※細かく分類するとCU試験はさらに2分割できますがここでは割愛します) 対象土や条件によって試験方法が異なるた... -
【切土工】擁壁を設置しない場合の切土のり面勾配
切土部に崖が生じる場合は、原則「擁壁」または「崖面崩壊防止施設」の設置が必要です。 しかし、切土のり面高さや土種に応じた勾配をつけた場合は切土のり面を残置することもできます。 盛土等防災マニュアルには以下のように記されています。 切土のり面... -
【盛土工】盛土のり面の勾配
盛土のり面の勾配が30度を超える場合は政令第1条及び都市計画法施行規則第16条第4項で定義している「崖」となるため、原則として擁壁又は崖面崩壊防止施設の設置が必要となります。 ただし、土質試験等に基づき地盤の安定計算をした結果、崖の安定を保つた... -
【盛土工】盛土小段の設置条件
盛土には表面水の処理や定期点検のために、一定の高さごとに小段を設ける必要があります。 本記事では小段の設置条件や必要小段幅について解説します。 盛土小段の設置条件 小段の設置条件や小段幅については、盛土等防災マニュアルに以下の記載があります... -
【地盤改良工】地下水の遮断を回避するための改良体配置方法
改良体配置によって地下水が遮断された場合、改良部を境に地下水の上流側では水位の上昇による水圧上昇、下流側では水位低下による地盤沈下や井戸枯れなどの問題が生じる恐れがあります。 よって改良体の配置には工夫が必要です。 そこで本記事では、改良...