【盛土工】盛土小段の設置条件

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盛土には表面水の処理や定期点検のために、一定の高さごとに小段を設ける必要があります。

本記事では小段の設置条件や必要小段幅について解説します。

目次

盛土小段の設置条件

小段の設置条件や小段幅については、盛土等防災マニュアルに以下の記載があります。

のり高の大きい盛土では、一般にのり高5メートル程度ごとに小段を設けることを原則とし、小段幅は1~2メートルとするのが一般的である。

– 中略 –

全体の盛土高さが15mを超える場合には、高さ15mごとに3~5m以上の幅広の小段を設けるのが一般的である。

引用元:盛土等防災マニュアルの解説[Ⅰ] p.208/令和6年1月/ぎょうせい 

なお、各行政ごとに指定のある可能性があるため、盛土の小段計画は各行政の公開している指針や事前協議にて詳細に確認するようにしましょう。

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本ページに掲載の数値や文言について細心の注意を払って記載はしております。

しかし、それでも誤植などのリスクがあるため、実設計の際は必ず引用元の基準を参照するようお願いします。

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この記事を書いた人

建設コンサルタントにて土構造物にかかわる設計業務に長年従事しています。宅地造成の地盤分野に特化した情報を発信しています。

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