地盤の変形係数Eとは、地盤に応力が作用したときの変形のしやすさを表す指標です。応力とひずみの関係から定義され、即時沈下計算や地盤変形の評価、杭の計算等に用いられます。
目次
地盤の変形係数Eの概要
変形係数Eは、地盤がどの程度の応力でどれだけ変形するかを示す量で、値が大きいほど変形しにくく、値が小さいほど変形しやすい地盤を意味します。主に弾性範囲での地盤挙動を表す指標として扱われます。
実務での求め方
地盤の変形係数Eは、平板載荷試験、孔内水平載荷試験、三軸圧縮試験などの試験結果から求められます。また、概略検討では、N値などの地盤調査結果をもとに推定される場合もあります。
実務での位置付け
変形係数Eは、即時沈下計算や地盤変形の検討、基礎設計などに用いられます。鉛直方向の変形に対する変形係数と、水平方向の変形に対する変形係数では値が異なるため、検討目的に応じた方向の値を用いる必要があります。
注意点
地盤の変形係数Eは、応力レベル、試験方法、地盤条件によって値が変化します。設計では、鉛直変形か水平変形かといった検討内容を明確にしたうえで、適切な試験結果や推定値を用いることが重要です。


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