液状化とは、地震時に砂質地盤で過剰間隙水圧が発生し、有効応力が著しく低下することで、地盤が一時的に液体のような挙動を示す現象です。
目次
液状化の概要

地震動により土粒子が再配列しようとする際、排水が追いつかない条件では過剰間隙水圧が上昇します。その結果、土粒子同士が受け持つ有効応力が低下し、せん断強度が失われます。
発生しやすい条件
液状化は、一般に次の条件で発生しやすいとされています。
緩い砂質土であること、地下水位が高いこと、細粒分が少ないこと、地震動が繰り返し作用することなどです。
実務での位置付け
液状化は、地震時の地盤安定性や構造物の被害評価に直接関係します。
人命に直接被害が生じた事例は多くありませんが、道路、上下水道、港湾施設、住宅基礎などのインフラへのダメージは大きく、復旧に長期間を要するケースが多く見られます。
注意点
液状化の発生有無や程度は、地盤条件や地震動特性によって異なります。評価には、地盤調査結果や地下水位条件を踏まえた検討が必要です。
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